2012年12月07日
蔵書点検を行いました。
漫画ミュージアムには約6万冊の漫画単行本を所蔵していますが、このうち約4万冊は市民の皆様からご寄贈いただいた漫画です。
皆様からお預かりした、貴重な漫画をきちんと保管、管理していくのも当館の重要な業務のひとつです。
当館では貸し出しは行っていないのですが、多くの方が漫画を読まれていますので定位置に漫画があるか確認する必要があり、図書館同様、定期的に曝書(蔵書点検)行います。
12月4日(火)の休館日に蔵書点検を行いました。
蔵書点検ってどんなものでしょう?そうです、約6万冊の漫画が全部あるのか、一冊一冊確認してゆくのです。
大変な作業です。
図書館では、1冊1冊にバーコードラベルが貼ってあって、それを1冊1冊読み込んで、登録してあるデータベースと照らし合わせて確認するのが主流ですが、当館ではちょっとだけ違います。
当館では、所蔵する漫画単行本をICタグで管理しています。
ICタグの場合、バーコードと違い、一度に数冊から数十冊のデータを読み取ることができますので、作業効率がとてもよくなります。
限られたスタッフ、限られた時間の中でしっかりと管理をするためのちょっとした工夫です。
ミュージアムの裏側のご紹介でした。