2013年04月04日
田中館長のデビュー作を発見!
3月22日、東京ビッグサイトで開催された「東京国際アニメフェア2013」の視察、同じく開催された「全国マンガ・アニメーションミュージアム連絡協議会」に出席しました。
東京国際アニメフェア2013では、マンガやアニメに関わる企業や学校、施設など、多くのブースが出展しており、海外から商談に訪れた方など、多くの方でにぎわっていました。
また、同じく開かれた連絡協議会では、全国のミュージアムなどの方々と親交を図ることができ、大変有意義な時間を持つことになりました。
翌日のアニメフェアのパブリックデーでは一般の方も入場できるとあって、朝から家族連れや多くのファンで会場が埋め尽くされていました。
23日の午後からは、JR御茶ノ水駅から徒歩7分のところにある「明治大学 米沢嘉博記念図書館」に伺いました。
米沢嘉博記念図書館は、漫画評論家で世界最大の同人誌の即売会であるコミックマーケットの創立メンバーである、故米沢嘉博氏が遺した14万冊以上の資料をもとにつくられた、漫画とサブカルチャーの専門図書館です。
また米沢嘉博氏は熊本県出身で、北九州を中心に活動している「アズ漫画研究会」にも在籍しておられ、当館の田中館長とも親交がありました。
スタッフのヤマダさんにご案内いただき、展示している資料などについて説明をいただいたり、館の苦労話などをお聞かせいただきました。
多くの資料を拝見させていただく中、思いもかけない資料に遭遇することになりました。それは、田中館長のデビュー作である「スーパーぶたーまん」が掲載されている月刊少年マガジンSP(1979年)です。
館長もかなり昔になくなった、とのことだったので、思わぬ感動の再開となりました。
米沢嘉博記念図書館の収蔵資料がいかに膨大であるかを感じるものとなりました。
今回伺った施設など、ご対応いただいた皆様、ありがとうございました。
この経験を活かして、漫画ミュージアムがもっと魅力ある施設になるようがんばっていきたいと思います。