北九州漫画ミュージアム

ひとことブログ

2014年06月11日
★職場体験を受け入れました★

だんだん雨の日が増えてきて、ああ、梅雨が来たな~と感じますね。

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さて、今回は5月21日に受け入れた職場体験についてご報告します!

体験に来てくれたのは、第一学院高等学校の5人の生徒さん。

当館の学芸員と図書担当がそれぞれの専門業務について解説し、

その後実際に業務の一部を体験していただきました!

 

学芸業務

 

まず「学芸員」という職業についてレクチャー。

学芸員が日々どんなことをしているのか、何に気をつけているかなど、

外からは見えにくい仕事について解説しました。

 

 

次は実習!原稿用紙や展示資料(単行本など)を、

様々な刺激から守るために薄紙(うすがみ)で慎重にくるみます。

生徒の皆さん、とっても丁寧に作業してくれました!

 

   

最後に、現在開催中の「畑中純展」の会場を回りつつ、

展示方法についてレクチャーしました。

「畑中純展」では様々な方法で作品を展示しています。

ワイヤーで額を吊ったり、ケースに平置きしたり・・・

最適な展示方法を考えるのも、学芸員の仕事です。

 

図書業務

次は図書の仕事です。

まず、閲覧ゾーンの本の並び方を解説。

大きくみると作者名順に並んでいる書架ですが、

細かくみると、実はいろんなこだわりがつまっているんです!

 

今回は時間の都合上並び方の説明しかできませんでしたが、

また今度閲覧ゾーンに来た時はゆっくり漫画を読んでくださいね。

 

そして、漫画の装備体験!

装備とは、大雑把にいうと閲覧ゾーンの漫画を

皆さんに読んでいただくための下準備のひとつです。

印を押したり、カバーをかけたり…etc.

こちらも見えないけれども大切な作業の一つです。

  

ということで、今回は漫画に透明のフィルムを付けてもらいました。

 

 

本のサイズは様々なので、手作業でひとつひとつカバーをかけてもらいます。

なかなか慣れない作業に皆さま戸惑い気味でしたが、

みなさん初めてとは思えない仕上がりばかりでしたよ!

お疲れ様でした。

 

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(文章:学芸員石井、図書担当T子)