2014年06月11日
★職場体験を受け入れました★
だんだん雨の日が増えてきて、ああ、梅雨が来たな~と感じますね。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
さて、今回は5月21日に受け入れた職場体験についてご報告します!
体験に来てくれたのは、第一学院高等学校の5人の生徒さん。
当館の学芸員と図書担当がそれぞれの専門業務について解説し、
その後実際に業務の一部を体験していただきました!
学芸業務 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
まず「学芸員」という職業についてレクチャー。
学芸員が日々どんなことをしているのか、何に気をつけているかなど、
外からは見えにくい仕事について解説しました。
次は実習!原稿用紙や展示資料(単行本など)を、
様々な刺激から守るために薄紙(うすがみ)で慎重にくるみます。
生徒の皆さん、とっても丁寧に作業してくれました!
最後に、現在開催中の「畑中純展」の会場を回りつつ、
展示方法についてレクチャーしました。
「畑中純展」では様々な方法で作品を展示しています。
ワイヤーで額を吊ったり、ケースに平置きしたり・・・
最適な展示方法を考えるのも、学芸員の仕事です。
図書業務 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
次は図書の仕事です。
まず、閲覧ゾーンの本の並び方を解説。
大きくみると作者名順に並んでいる書架ですが、
細かくみると、実はいろんなこだわりがつまっているんです!
今回は時間の都合上並び方の説明しかできませんでしたが、
また今度閲覧ゾーンに来た時はゆっくり漫画を読んでくださいね。
そして、漫画の装備体験!
装備とは、大雑把にいうと閲覧ゾーンの漫画を
皆さんに読んでいただくための下準備のひとつです。
印を押したり、カバーをかけたり…etc.
こちらも見えないけれども大切な作業の一つです。
ということで、今回は漫画に透明のフィルムを付けてもらいました。
本のサイズは様々なので、手作業でひとつひとつカバーをかけてもらいます。
なかなか慣れない作業に皆さま戸惑い気味でしたが、
みなさん初めてとは思えない仕上がりばかりでしたよ!
お疲れ様でした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
(文章:学芸員石井、図書担当T子)