北九州市漫画ミュージアムで開催の「畑中純展 小倉に帰ってきたどぉ~っ!」の関連イベント第②弾としてトークイベント「畑中純の魅力を語る」を開催いたします!
気楽に読めるようでいて実は深みのある語り口。ずば抜けた構成力と画力。畑中純は、漫画家などのクリエイターや、漫画評論家に熱烈なファンの多い、通好みの漫画家です。大の畑中ファンで知られる漫画家の吉田戦車氏と、評論家として畑中純を早くから評価してきた小野耕世・呉智英の両氏をお迎えして、畑中純の魅力について語っていただきます。
【日 時】 平成26年5月3日(土・祝)13:00~15:00
【会 場】 北九州市漫画ミュージアム 6階イベントコーナー
【出 演】 吉田戦車氏(マンガ家)、小野耕世氏(評論家)、呉智英氏(評論家)/司会
【参加費】 無料(企画展チケットまたは年間パスポートでご参加いただけます)
【申 込】 漫画ミュージアム(093-512-5077)まで事前申込み
【定 員】 50名
【受 付】 平成26年4月16日(水)11:00~5月2日(金)19:00
—出演者紹介—
吉田戦車(よしだ・せんしゃ)
1963年、岩手県生まれ。マンガ家。1985年デビュー。不思議な世界観と淡々としたテンポで描くギャグマンガが高く評価され、「伝染るんです。」で第37回文藝春秋漫画賞受賞(1991年)。大の畑中純ファンとして知られ、作品集に解説も寄稿している。現在、「まんが親」(『ビッグコミックオリジナル』)、「吉田戦車のフロマンガ」(『ビッグコミックオリジナル増刊』)、「おかゆネコ」(『ビッグコミックスピリッツ』)連載中。
小野耕世(おの・こうせい)
1939年、東京都生まれ。マンガ評論家・映画評論家、海外コミック翻訳家。国士舘大学21世紀アジア学部客員教授、日本マンガ学会会長。海外コミックの翻訳・研究・紹介を長年手がけ、評論・訳書・インタビュー集多数。その業績に対して第10回手塚治虫文化賞特別賞を受賞(2006年)。畑中純とも親交が深く、東京工芸大学では共に教壇に立った。近年の単著に『世界コミックスの想像力 グラフィック・ノヴェルの冒険』など。
呉智英(くれ・ともふさ)
1946年愛知県生まれ。評論家。京都精華大学マンガ学部客員教授、日本マンガ学会理事。1973年から『月刊漫画 ガロ』でマンガ評論を連載し、1986年に『現代マンガの全体像』を刊行するなど、マンガ作品を文学的・歴史的に読み解くマンガ評論を早くから手がけ、畑中純についても当初から高く評価していた。『マンガ狂につける薬』シリーズほか、著書多数。