日本漫画家協会 九州・中国ブロック 展示コーナー
海 峡 マ ン ガ 合 戦
vol.24 高木みねよ
2019年6月22日(土)~8月23日(金)
6階常設展示エリア「漫画こぼれ話」では、「海峡マンガ合戦」と題して、日本漫画家協会の九州ブロックと中国ブロックに所属、または関係する作家のミニ個展を継続的に開催しています。
6月22日(土)から8月23日(金)までは「海峡マンガ合戦」第24弾として、北九州市在住のイラストレーターで、似顔絵作家の高木みねよ先生の作品を紹介します。北九州や東京の大型スーパーやコンビニでPOPライターとして勤務し、新聞や「ぴあ」などの雑誌にイラストを提供してきた高木先生。近年はパソコンソフトを使った似顔絵の制作に取り組まれています。
本展では、これまでに描きためた著名人の似顔絵に加え、「今年の顔」を描いた新作も展示。確かな技術で対象の特徴を捉えつつ、愛情と尊敬をもって描かれた「顔」たちは、作者の対象へのあたたかな視線を感じさせます。展示では、ほかにタイや沖縄での旅の思い出を綴ったエッセイマンガも紹介。高木先生の多様な作風をお楽しみいただきます。
日本漫画家協会会員、アズ漫画研究会OB。
北九州や東京でPOPライターとして勤務する傍ら、新聞、学研、ぴあ等でイラストを描く。
現在は昔描いたパソコンによる似顔絵をホームページにて公開中。
http://mineyo-tk.main.jp/nigaoe/index.html
【このコーナーについて】 日本漫画家協会 九州ブロックと中国ブロックの漫画家の皆さんの作品を展示してご紹介する、常設コーナーです。関門海峡をのぞむ北九州の風土にちなみ、「海峡マンガ合戦」と名づけました。双方のブロックから交互に作家が「出場」し、腕を競い合います。とは言え、「漫画/まんが/マンガ/MANGA」は非常に幅広く、多種多様な表現方法があります。海外には「コミック・ストリップ」や「バンド・デシネ」など、日本の漫画とは異なる表現方法のものも。ここでご紹介する作家・作品も、風刺漫画やストーリー漫画、イラストエッセイなど、とても幅広いものになるでしょう。それぞれの魅力にふれていただき、漫画の豊かな可能性を感じ取っていただければ幸いです。
【日本漫画家協会について】 日本漫画家協会(JCA:The Japan Cartoonists Association)とは、様々なジャンルの漫画家たちで構成される公益社団法人です。正会員1620名と、名誉会員8名、賛助会員64法人をあわせて、1692名の会員が所属しています(2018年12月7日時点)。優れた作品や作家を表彰する「日本漫画家協会賞」の選定をはじめ、漫画文化の振興につとめています。