(令和3年6月18日 更新)
北九州市漫画ミュージアムは、感染拡大防止のため臨時休館しておりますが、福岡県及び北九州市新型コロナウイルス感染症対策本部の決定を受けて、6月21日(月)から通常営業を再開いたします。
当館の通常営業再開に伴い、畑中純展につきましても、作品の展示替えを行ったうえで再開いたします。
臨時休館中は、多くのお客様にご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございませんでした。皆さまのご来館をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
感染拡大防止のため、皆さまのご理解・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
※ 当館は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に取り組んでいます。
詳しくは、こちらからご確認ください。
収蔵作品展 畑中純
~原風景~
『大多摩月夜』「甲羅-こうら―」扉絵
2021年3月27日(土)~7月18日(日)
前期:3月27日~5月21日 後期:5月22日~7月18日
※漫画原稿保護の観点から全作品の展示替えを行います
当館では北九州ゆかりの作家である畑中純先生の
原画・版画等を、ご家族から寄託を受けて収蔵
しています。本展では、その中から前期後期
あわせて136点を公開いたします。
テーマは「原風景」。畑中先生の子供時代の
思い出が投影された作品をはじめ、青年期まで
過ごした北九州、そしてプロデビュー後から
後半生を過ごした多摩の、自然・人間の営みが
描かれた作品を抜粋しました。ダイナミックで
ありながら細やかで情感あふれるペンタッチと、
木版による力強く美しい表現を、ぜひご覧ください。
『まんだら屋の良太』「ある日」扉絵/『ガキ』「地底王国」より
『まんだら屋の良太』「くちづけ」扉絵/『玄界遊俠伝 三郎丸』「祭り」より
■プロフィール■
畑中純
HATANAKA Jun
漫画家・版画家
1950年北九州市小倉南区(旧小倉市)生まれ、
小倉南高等学校卒業。
北九州、特に小倉の風土や人間模様を濃密に
描いた作品群で知られる。
74年の自費出版作品を経て、商業誌では77年に
デビュー。79年より連載の『まんだら屋の良太』が
高く評価され、81年日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。
95年の『吉兆』『増水警報』など、版画集も多数
出版した。2007年からは東京工芸大学芸術学部
マンガ学科教授として後進を育成。北九州市でも、
作品展の開催や北九州市漫画ミュージアム設立に
向けた基本コンセプト検討委員を務めるなど、
漫画文化の振興に寄与した。
2012年、62歳で逝去。
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《収蔵作品展 畑中純~原風景~》
会期 2021年3月27日(土)~7月18日(日)
前期:3/27~5/21 後期:5/22~7/18
※モノクロ原稿は約2か月、カラー原稿は約1か月で展示替えいたします
会場 6階常設展エリア「あしたのギャラリー」
内容 漫画原稿、版画、書籍など約140点
観覧料 無料(常設展チケットまたは年間パスポートが必要)
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