収蔵作品展 神江里見
2021年10月16日(土)~2022年1月30日(日)
北九州市門司区(旧門司市)出身の漫画家・神江里見の漫画作品を原画でご覧いただきます。
北九州市漫画ミュージアムは、本市ゆかりの漫画家を対象に、貴重な作品原画の収蔵を進めております。何千枚から何万枚にもおよぶ原画の整理や保管は、作家やご家族の大きな負担となることが多く、当館でお預かりすることで作品を後世に残し、かつ、展示や復刻出版など様々な利活用のお手伝いをさせていただきたいとの思いからです。
神江作品の原画についても、2019年にご家族からまとめてお預かりし、館内で整理を進めております。総数は推定で3万枚以上におよび、まだ道半ばではありますが、整理過程のご報告を兼ねて、その一端を展示させていただきます。
柔和で、あたたかな空気を醸し出す描線の魅力を、生原稿で間近にお楽しみください。
*漫画原稿保護の観点から全作品の展示替えを行います。
第1期:2021年10月16日(土)~11月8日(月)
第2期:11月10日(水)~12月3日(金)
第3期:12月4日(土)~12月30日(木)
第4期:2022年1月4日(火)~1月30日(日)
■プロフィール■
神江 里見
KOUE Satomi
漫画家
1950 年生まれ、
北九州市門司区(旧門司市)出身。
さいとう・たかをのアシスタントを経て、小池一夫の「スタジオ・シップ」立ち上げに参画。73 年『ヤングコミック』掲載の「ヒモ」(原作:小池一夫)でデビュー。78 年から2003 年まで続いた人気連載「弐十手物語」など、柔らかな描線による情感豊かな人間ドラマが持ち味。
小池原作では戦国武将もの「虎視眈々」や現代劇「青春チンポジュウム」などがあり、「特殊秘密部隊セクションD」(オリジナル)や「徳川三代の野望」(原作:後藤慎太郎)「必殺闇同心」(原作:黒崎裕一郎)などヒット作多数。
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《収蔵作品展 神江里見》
会期 2021年10月16日(土)~2022年1月30日(日)
全4期に分けて展示
※モノクロ原画は前半(1・2期)・後半(3・4期)で入れ替え、カラー原画は1期ごとに入れ替え
会場 6階常設展エリア「あしたのギャラリー」
内容 漫画原稿 約60点/1期あたり
観覧料 無料(常設展チケットまたは年間パスポートが必要)
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