新海誠展-「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-
2018年7月21日(土)~9月24日(月休)
休館日:毎週火曜日(9/4・11・18) ※ただし7月21日(土)~8月31日(金)は開館
北九州市漫画ミュージアム 企画展示室
(JR小倉駅新幹線口すぐ・「あるあるCity」5階)
>>>『新海誠展―「ほしのこえ」から「君の名は。」まで―』公式サイト<<<
アニメーション監督・新海誠は2002年に短編アニメーション「ほしのこえ」で商業デビューしました。それから15年あまり、「美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語」を完成度の高い作品に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き出す作品群は、世代や国境を超えて多くの人々をひきつけています。
本展覧会は、新海誠監督のデビュー15周年を記念し、その軌跡を貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料や映像のほか、作品の世界観を体験できる造形物など約650点を紹介します。
そのほとんどの作業を1人で手掛けたデビュー作「ほしのこえ」から、集団制作に挑み初長編作品にして毎日映画コンクール・アニメーション映画賞を受賞した「雲のむこう、約束の場所」、単館映画上映ながら異例のロングランとなった「秒速5センチメートル」、本格ジュブナイルファンタジーに挑んだ「星を追う子ども」、デジタル時代の映像文学というべき「言の葉の庭」、そして記録的な大ヒットとなった「君の名は。」までを完全網羅し、新海誠のアニメーション作品の魅力に迫ります。
アニメーション監督・新海誠とその作品の魅力に、より多くの人が触れ、さらなる理解を深めていただく機会となれば幸いです。
【展示構成】
第1章 「ほしのこえ」
第2章 「雲のむこう、約束の場所」
第3章 「秒速5センチメートル」
第4章 「星を追う子ども」
第5章 「言の葉の庭」
第6章 「君の名は。」
【みどころ】
1 制作資料の展示
新海誠監督による企画書や絵コンテをはじめ、設定資料や美術背景、映像や原画など貴重な資料を一挙に展示し、作品の制作の過程を紐解いてゆきます。
2 言葉の展示
新海誠監督がインタビューなどで語った言葉を紹介します。
3 主題歌の展示
新海誠監督作品を彩る主題歌を、歌詞や映像とともに展示します。新海誠監督の映像に寄り添い、作品をより魅力的なものにしている音楽にも注目です。
4 映像の展示
新海誠監督の大きな魅力である美しい映像表現。本展では作品の印象的なシーンの本編映像を展示します。また、作品の制作過程で作られた貴重な資料映像も展示します。
●また、常設展示エリア(6階)では、新海作品のコミカライズや新海誠監督に影響を与えた漫画作品などを特集したコーナーを設置いたします。
【入館料】
一般:1,000(800)円、中高生:500(400)円、小学生:250(200)円
常設展セット券
一般:1,200(960)円、中高生:600(480)円、小学生:300(240)円
※( )は北九州市漫画ミュージアム年間パスポート提示者、
年長者施設利用証提示者、30名以上の団体の1名あたりの料金
※未就学児、障がい者手帳等をお持ちの方と付き添いの方(1名まで)は無料
【開催概要】
『新海誠展―「ほしのこえ」から「君の名は。」まで―』
【会 期】2018年7月21日(土)~9月24日(月休)
【休 館 日】毎週火曜日 ※ただし7月21日(土)~8月31日(金)は開館
【開館時間】11:00~19:00(入館は18:30まで) ※ただし、8月は20:00まで
【主 催】北九州市漫画ミュージアム、朝日新聞社
【協 力】コミックス・ウェーブ・フィルム、東宝
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■新海 誠(しんかい・まこと)
プロフィール
1973年長野県生まれ。アニメーション監督。2002年、個人で制作した短編作品「ほしのこえ」でデビュー。以降「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「星を追う子ども」「言の葉の庭」を発表し、次世代の監督として、国内外で高い評価と支持を受けている。16年8月に全国公開された「君の名は。」は、国内動員数1900万人を突破し、世界中でも大ヒットを記録した。
「ほしのこえ」新海誠監督による原画
「雲のむこう、約束の場所」田澤潮によるレイアウト修正
「秒速5センチメートル」西村貴世による原画
「星を追う子ども」丹治匠によるコンセプトボード
「言の葉の庭」土屋堅一による原画
「君の名は。」安藤雅司によるレイアウト修正