北九州や近郊のゆかり作家をリレー形式で紹介している「北九州漫画家列伝」コーナー。今回は藤見(ふじみ)よいこ先生を取り上げています。藤見先生は現在、小学館の漫画誌『月刊!スピリッツ』で「だんだん街の徳馬と嫁」を連載中の若手作家です。「だんだん街」は終戦後数年たった八幡の街で、愛をはぐくんでいく若い夫婦のラブストーリー。展示では先生のこれまでの活動を振り返ります。どうぞご覧ください。
「だんだん街の徳馬と嫁」ⓒ藤見よいこ/小学館
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展示期間:2017年7月15日(土)~2017年9月22日(金)
観覧料:無料(ただし、常設展入館料が必要)
場所:漫画ミュージアム6階 常設展示エリア
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<藤見よいこプロフィール>
八幡中央高校に進学し、芸術コースを専攻。卒業後、スペインの学校で学ぶ。「あたしのフェデリカ」がスピリッツ賞に入選。『月刊!スピリッツ』(小学館)2015年4月号に掲載された。その後16年より「だんだん街と徳馬の嫁」の連載を同誌にて開始する。その他には戦国時代の武将と妻の愛を描いた『ふたりじめ 戦国夫婦物語』(実業之日本社)や、続編『ふたりごと 戦国夫婦物語』、大奥を題材にした『ないしょはまつげ』(LINEマンガ)などがある。『曽呂利! 秀吉を手玉に取った男』(谷津矢車・著/実業之日本社)の表紙イラストも手がけた。連載中の「だんだん街の徳馬と嫁」の単行本上巻は9/12に発売を予定している。
展示協力:ビッグコミックスピリッツ編集部