北九州漫画ミュージアム

展示・イベント

企画展示

2018年5月12日〜2018年7月13日
海峡マンガ合戦vol.18 F‐22KAZE

日本漫画家協会 九州・中国ブロック 展示コーナー

海 峡 マ ン ガ 合 戦

vol.18 F-22KAZE

2018年5月12日(土)~7月13日(金)

 

イラストレーション「釣り上げた!」©F-22KAZE

 

6階常設展示エリア「漫画こぼれ話」では、「海峡マンガ合戦」と題して、日本漫画家協会の九州ブロックと中国ブロックに所属また関係する作家のミニ個展を継続的に開催しています。

2018年5月12日(土)から7月13日(金)までは、山口県を拠点に活動するイラストレーター・漫画家の、F-22KAZE(えふにじゅうにかぜ)先生の作品をご紹介します。中国ブロックは活動方針のひとつとして、新人作家を育てることを目標としています。F-22KAZE先生は、そのサポート作家のひとりです。

 徳山大学の知財開発コースで漫画を学び、在学中から地域と連携したさまざま事業に参加していたF-22KAZE先生は、これまでに地元観光連盟や酒造組合、商工会議所などのイラスト制作を担当。卒業後は数々のプロ作家のもとでアシスタントとして活動し、その画力の高さで徐々に頭角を現します。現在連載作品を準備中とのことで、これからの活躍が楽しみな新進クリエイターです。

本展では、F-22KAZE先生がこれまでに手掛けたカラーイラストレーションや漫画原稿を展示。グラフィックソフトを駆使して作品を制作する「デジタル世代」の新たな才能をご紹介します。

  

■F-22KAZE プロフィール■


徳山大学 経済学部 ビジネス戦略学科 知財開発コース 卒業

グラフィックソフトを駆使するデジタル漫画家
大学在学中に、さまざまな地域連携事業に参加。
山口県観光連盟、酒造組合、商工会議所などのイラストを手掛ける。
また同じく在学中からインターンしていたプロ漫画家・あずせ先生の
制作チームにアシスタントとして参加。めきめきと頭角を現す。
その作家としての力が認められ、今年、Web漫画でデビュー予定。

【このコーナーについて】 日本漫画家協会 九州ブロックと中国ブロックの漫画家の皆さんの作品を展示してご紹介する、常設コーナーです。関門海峡をのぞむ北九州の風土にちなみ、「海峡マンガ合戦」と名づけました。双方のブロックから交互に作家が「出場」し、腕を競い合います。とは言え、「漫画/まんが/マンガ/MANGA」は非常に幅広く、多種多様な表現方法があります。海外には「コミック・ストリップ」や「バンド・デシネ」など、日本の漫画とは異なる表現方法のものも。ここでご紹介する作家・作品も、風刺漫画やストーリー漫画、イラストエッセイなど、とても幅広いものになるでしょう。それぞれの魅力にふれていただき、漫画の豊かな可能性を感じ取っていただければ幸いです。

【日本漫画家協会について】 日本漫画家協会(JCA:The Japan Cartoonists Association)とは、様々なジャンルの漫画家たちで構成される公益社団法人です。正会員1126名と、名誉会員7名、賛助会員59法人をあわせて、1192名の会員が所属しています(2016年4月1時点)。優れた作品や作家を表彰する「日本漫画家協会賞」の選定をはじめ、漫画文化の振興につとめています。