日本漫画家協会 九州・中国ブロック 展示コーナー
海 峡 マ ン ガ 合 戦
vol.20 YU-TA
2018年9月15日(土)~11月22日(木)
6階常設展示エリア「漫画こぼれ話」では、「海峡マンガ合戦」と題して、日本漫画家協会の九州ブロックと中国ブロックに所属、また関係するする作家のミニ個展を継続的に開催しています。
2018年9月15日(土)から11月22日(木)までは、主にゲーム業界でイラストレーター、キャラクターデザイナー、ゲームグラフィッカーとして活躍するYU-TA(ゆた)先生【中国ブロック】の作品をご紹介します。
中国ブロックは活動方針のひとつとして、新人作家を育てることを目標としています。YU-TA先生は、そのサポート作家のひとりです。
YU-TA先生の活躍の中心は、今や巨大な産業となっているゲーム業界。作品全体の雰囲気を決めるパッケージイラストやキャラクターデザインほか、ゲーム内に登場するさまざまなグラフィックを手掛けています。ソーシャルゲームや恋愛ゲームなどさまざまなタイトルを、得意とするキュートな美少女のイラストレーションで鮮やかに彩るYU-TA先生ですが、2016年からは山口県周南市の地元活性化イベント「萌えサミット」でも、公式キャラクターである「まわりみなみ」「くだりまつ」のイラストを担当するなど、活躍の場所をますます広げています。
本展ではこの「萌えサミット」でのお仕事を中心にご紹介します。
ちょうど今年の“萌えサミ”が、9月22日~23日に山口ゆめ花博で、10月8日には周南市で開催されます。ぜひ、本展とあわせて楽しんでくださいね!
ゲームグラフィッカー:ゲームのタイトル画面、背景、キャラクターデザインなど、作品の根幹を支えるグラフィック全般の制作を担当する。
■YU-TA プロフィール■
イラストレーター、キャラクターデザイナー、ゲームグラフィッカー
読みは「ゆた」。山口県山口市出身。
大学卒業後、地元で就職するが二年で仕事を退職し、フリーランスになる。
フリーとなってからは主に、ソーシャルゲームや美少女ゲーム等のキャラクターデザインやグラフィッカーとして活動。
2016年より山口の地元活性化イベント「萌えサミット」の公式キャラクター
「まわりみなみ」「くだりまつ」の公式イラストを担当。
最高のパフォーマンスで絵を描くため日々トレーニング中。
【このコーナーについて】 日本漫画家協会 九州ブロックと中国ブロックの漫画家の皆さんの作品を展示してご紹介する、常設コーナーです。関門海峡をのぞむ北九州の風土にちなみ、「海峡マンガ合戦」と名づけました。双方のブロックから交互に作家が「出場」し、腕を競い合います。とは言え、「漫画/まんが/マンガ/MANGA」は非常に幅広く、多種多様な表現方法があります。海外には「コミック・ストリップ」や「バンド・デシネ」など、日本の漫画とは異なる表現方法のものも。ここでご紹介する作家・作品も、風刺漫画やストーリー漫画、イラストエッセイなど、とても幅広いものになるでしょう。それぞれの魅力にふれていただき、漫画の豊かな可能性を感じ取っていただければ幸いです。
【日本漫画家協会について】 日本漫画家協会(JCA:The Japan Cartoonists Association)とは、様々なジャンルの漫画家たちで構成される公益社団法人です。正会員1284名と、名誉会員5名、賛助会員61法人をあわせて、1350名の会員が所属しています(2017年4月1日時点)。優れた作品や作家を表彰する「日本漫画家協会賞」の選定をはじめ、漫画文化の振興につとめています。